液晶4Kテレビはブラビアで。写真鑑賞最強のシステムが完成。ソニーX9000Fレビュー。

ライフスタイル

平成最後の年に購入したブラビアX9000F。テレビというものは約10年から20年ほどのスパンでその価値を見積もって良いものである。買い替えるということも少ない物であるから、なるだけ考えに考え抜いたものを購入したいものである。

さて10年規模でこの購入の是非を決めるならば、ブラビアX9000Fのコストパフォーマンスは圧倒的であると言いたい。令和の時代、スタンダードが4Kひいては8Kと増えて行くに当たり、過去のHD機種はやはり時代遅れになるに違いないのである。

そしてこの購入は大正解だった。素晴らしい満足感。生活の質が格段に向上した実感。それを得ることが出来るテレビに、スマートフォンなどの電子機器が飛躍したこの時代に出会うことが出来ようとは思いもよらなかった。実は昨今では、テレビもスマートテレビへと進化を遂げていたのだ。

最強のデスク環境を構築。PCと接続する液晶4Kテレビ

ところで個人的にデスクトップPCでは、メインディスプレイとサブディスプレイを使用する。サブモニターとしてテレビを活用して、その時々で役割を分担している。この方式はとてもいいのだけれど、現在は古くエントリーモデルな液晶テレビで、あまり色域が広くなくPCのディスプレイとの差が際立っていた。そこで導入したのが最新の4Kテレビである。

ソニーブラビアX9000Fは最高の液晶テレビ。

デスクトップ上で大画面を置く方式。このシステム環境下ではテレビゲームも非常に楽しい。ゲームで重要になるのは、そのレスポンス表示速度。動きが速い対戦型のゲームであっても心配はない。ブラビアX9000Fなら動きにも強く、はっきりとキャラクターの動きを視認することが可能。しかもその大画面はとても見やすく、見間違える事が無いのだ。

しかもテレビを見ながらデスクトップPCで作業するにも効率が非常に上がる。例えば、NETFLIXやYouTubeなどを見ながら原稿を書くのも非常に楽しい。更には、パソコンも繋げているので、NHKオンデマンドやニコニコ動画やPCゲーム(steam)など、PCで表示できるものなら何でも表示させることが出来るのである。それらを大画面で愉しむことが出来る利便性は感動ものである。

倍速駆動パネルに加え、ソニーの新技術「X-Motion Clarity(エックス モーション クラリティー)」を搭載。動きの速い映像を「なめらか」にするだけでなく、独自のバックライト制御により、残像感を抑え「くっきり」と再現。スポーツやアクションシーンなどもリアリティーのある映像で楽しめます。

https://www.sony.jp/bravia/products/KJ-X9000F/

圧倒的なコスパの良さが魅力!

購入したのは49型の大きさ。シリーズの中では一番小さい型となる。我が家の書斎。横幅140cm、縦幅90cmの卓上に置くにしては最大限度の大きさであると考えた。 これ以上の型数を置くには、リビングに置くという選択ならば結構だが、デスクトップという選択肢は難しいと判断した。

❶対抗候補

ちなみにX8500Fシリーズも同じクラスのテレビとして視野に入れたところだったが、画像処理エンジンとソフトウェアがより強力なX9000Fシリーズを選択したところだ。しかも結局のところ同じ型の大きさで考えると、値段もそこまで変わりがないのだ。

❷対抗候補

液晶4KにはフラッグシップとしてZ9Fシリーズも在るが、その大きさたるや65型と75型しかなく、しかも値段はX9000Fの約4倍もする高級機だ。もちろんその性能は素晴らしい。しかしX9000Fの魅力はその性能と比する圧倒的コストパフォーマンスの良さにあると思う。

●購入に至ったX9000F

X9000Fには、X8500Fには搭載されていない直下型LED部分駆動(高コントラスト)が搭載されているし、また X9Fと同じく動きがくっきり見えるエックスモーションクラリティが搭載されている。こうした部分を捨象するのは少し惜しい。詳しい比較表はこちら

写真現像の圧倒的能率向上に寄与。もちろん鑑賞にも最適。

写真趣味の人だと写真現像には専用ソフトを使う人も多いだろう。自分もライトルーム(Lightroom)やフォトショップ(Photoshop)などを使用してRAW現像を行なっている。多くの場合、画像を拡大しながらピント位置や手ブレなどを確認し、また色彩の階調などを確認していくわけだけれど、これが大画面であればあるほどもっと容易に行うことができる。

しかもソニーのブラビア(BRAVIA)ならば、画質では4種類のフォトモードを使用し、また色空間でadobeRGBを選択すれば最適な環境で現像から鑑賞までを行うことが可能になっている。

例えば現像作業では、忠実な色再現を行うフォトカスタム鑑賞では写真用に最適化を行うダイナミックやスタンダードを使用することで素晴らしい写真環境が生まれるのである。

adobeRGBにも対応する色空間。

これはsRGBよりも色域が広い色空間を持つadobeRGBにも対応する広色域技術トリルミナスディスプレイを搭載していることから可能になっている。

写真現像、プリントにはカラーマネジメントが重要な要素。モニターの色がそもそもデータと異なっていたり、それを見る電灯によって色が異なって見えたりする場合には、相手に与える印象も全く異なるものとなる。つまり色には基準というのがとても重要になるのだ。

広色域技術トリルミナスディスプレイを搭載したブラビアは、写真データの色空間(sRGB・Adobe RGB・sYCC)を自動的に認識し、それぞれのデータに合わせた色で写真を表現。テレビ放送やブルーレイ用のものと独立した色づくりを行うことで、写真本来の魅力をひきだします。撮影時に目にした光景に近い発色が、「撮ろう」と思った瞬間の感動を思い出させてくれます。

https://www.sony.jp/bravia/4k-photo/

カラーマネジメントの重要性

カラーマネジメントモニターやその色を管理するキャリブレーションは厳密に作品を管理しようという場合には必須のもの。映像クリエイター向け機器はそうした分野に特化したモデルもある。ただし往往にしてとても高価であることは否めないものだ。

厳密な色再現というには難しくとも、少なくとも通常コンシューマー向けに販売されているモニターよりは圧倒的に素晴らしい色環境であるブラビアは、最強の鑑賞システムであるというのが事実である。しかも49型の迫力で写真を楽しめるのだから満足しかない。

それ以上を求めるとすれば、併用するディスプレイをカラーマネジメントモニターとする他ないのだ。それでも写真にとって重要な細かな部分の階調やピントを厳密に見ようとするなら49型の大きさが途轍も無い威力を発揮する。

しかしもっと色の再現性を求めるならば、カラーキャリブレーションが必要になる。

迫力ある写真が眼前に広がる最高の鑑賞法

鑑賞という意味でも、写真の迫力が伝わってくる大画面は素晴らしい。つまりデジタルフォトフレームとしての役割さえ担うのである。その風景がその場にあるかのような臨場感さえ味わうことが可能となる。つまり思い出や感動の共有さえも不可能ではないという事。そういう意味ではVRという方法とさして代わりはないのかもしれない。

この場合には、大型の額縁絵画が部屋に存在しているかのような素晴らしい世界を堪能できる。来客時にもその場、その時の雰囲気などに合わせた画面を表示させておくことで、部屋の雰囲気をガラりと変える事が出来るのだ。しかも目の逃げ場にもなり空間コーディネートとしても大活躍する。

フォトグラファーがオススメする「テレビで楽しむ新しい写真鑑賞」:ソニー公式

多用途で活躍する液晶4Kテレビ

このように様々な用途で使えることを考えると更にそのコストパフォーマンスの良さは特筆すべきものがある。

  • テレビ兼テレビゲームで視認性の向上(ホームシアターにも)
  • PCデュアルモニターで作業効率アップ
  • 写真現像の色やピント確認
  • デジタルフォトフレームとして写真鑑賞

このように素晴らしく私の嗜好と用途にマッチする素晴らしい製品だ。

特にデスクの上にPCと接続したテレビを置く(デュアルディスプレイ)ようにしてからは、とても活躍している。普段からテレビを見ない生活であったが、それを使って何かしらの作業をしたり、ながら見したりと活用する時間が増えた

大きなデスクがある場合には、この方法はとてもオススメだ。

使用感レビュー。お気に入りになって定位置が変化するテレビ。

家の中でお気に入りの定位置というのが誰しもあるはずだ。このテレビはネット世代にとっても嬉しくyoutubeやNetflixをはじめとして、ネットメディアも十二分に楽しむことができる。

上記のようにゲームも大画面で楽しめるようになってから、テレビの前というのがお気に入りの場所になった。このアンドロイドTVというのはこれまでのテレビの概念を超越する存在。デスクトップPCを主に扱う人に特におすすめしたい製品だ。

テレビの前が定位置になる、生活スタイルを変え、家で過ごす事も楽しくなる。そうした意味でもい素晴らしいテレビである。同時に壁を背にして部屋を区切るようにデスクを設置、その上にテレビを設置すると、空間が区切られるため、作業や仕事というONと休憩などというOFFというシーンも分別しやすくなる。こうした意味でも素晴らしく作業効率が上がるものである。

実際に大型テレビで写真のデジタル現像作業をした結果。

写真において、正しい色というのは確認するのが比較的難しいが、それ以上に色の階調やピント位置、ブレなど写真のクオリティに関する重要部分を確認する作業がとにかく楽になった。

その後の鑑賞に至っては、その一瞬の感動した光景を隅々まで詳細に堪能するという贅沢が可能。しかも肉眼で見た感動をそのまま映し出すことができている。

なぜ早くこのシステムを構築しなかったのだろうかと思えるほど。親しい人に写真を見せたくなる。その美しい描写は驚異的であって新感覚。

これまで感動を他人に共有するにせよ現実からするとスケールダウンしている感が否めなかったが、それが等身大のまま伝えられそうな気になってくる程。

特にブラビアに映し出される写真の立体感がこれまでのモニターと明らかに違う気がしている。

PCと接続して使用する方法。

ちなみに、PCとブラビアX9000Fを接続しようとするならば、ブラビアにはHDMI入力で接続する必要がある。しかしちょっと昔のグラボにはDisplayPortかDVI端子しか付いていない場合もある。そんなときには変換して接続する。

HDMI出力が可能な場合●

DVI出力しか出来ない場合●

サブモニターとして使用するテレビは使い勝手が素晴らしい。

目的ごとに画質を設定できる利便性に喜び。

例えばPC接続、ゲーム接続、DVD/Blu-rayプレイヤー接続、HDD接続など接続機器ごとに。いやyoutubeやNetflixのアプリごとに画質の設定が行える。またそれぞれの設定は記憶されているので、二度手間が省けるのだ。

これはとても素晴らしい機能で、例えばPC接続時は写真の現像に。HDD接続では写真の鑑賞に。ゲーム接続ではキャラクターを見やすく。プレイヤーでは映画鑑賞に適したようになど目的に応じた画質でそれらを楽しむことが可能。こうした一見するところ細かい配慮がこのブラビアへの愛着を深めている。

転倒防止は必須!大切な家財を守る。

大型で薄型テレビとなると極めて大きい地震への耐性がない。つまり転倒する恐れが大きいのである。震度6の揺れに耐えるテレビはないというほど、地震の揺れに対しては極めて弱い性質がある。

そして落ちてしまえば液晶へのダメージは避けられない。せっかく購入した家財がいつ何時訪れるかもわからない地震によって破壊される気持ちはとても苦い思いのするもの。

必ず起こる地震に備える。思わぬ人身事故へ繋がらないために。

それだけならまだしも、それをきっかけとして思わぬ事故の発生。人への被害へとつながる恐れもある。地震は日本列島において必ず起こる避けがたい災害。これを甘く見ては絶対にいけない。

転倒防止策はいくつもある。付属する転倒防止ベルトを設置する方法もあるが、壁際設置の場合にのみ効果があるものだったりする。

信頼性の高いモニターアームを設置。

そこで我が家において熊本地震にも耐えた信頼性の高い堅牢なモニターアーム。エルゴトロンLXを追加で注文。ブラビアに設置した。薄型テレビの地震対策は約4割ほどの人がしているに留まるという調査結果もある。しかし地震対策だけは甘く見てはいけない。エルゴトロンLXが背後に設置してある安心感が凄い。

モニターアームを設置する際のVESA規格はブラビアX9000Fの場合、200*200であることに注意したい。

最高のモニターアーム:エルゴトロンLX

ただしエルゴトロンLXの荷重範囲は11.3kgまででブラビアX9000Fの重量は19kgある。その為、ブラビアの脚を併用して使用しなければいけない。あくまで地震への備えとして使用している。実際に設置してみるとその安心感が素晴らしい。

たとえ震度7であっても、地震によって転倒する事は無いといっても過言でないと思えるほど。

長尾製作所製のNB-VS2020/ヨドバシ:
https://www.yodobashi.com/product-detail/100000001003114902/

エルゴトロンLXは、VESA規格100*100までにしか対応していない為、変換プレートを噛ませて設置している。上記リンクの長尾製作所製のNB-VS2020というVESA規格変換プレートは、日本製品で堅牢な作り。信頼性もある。やはりこうした部品は信頼性のあるメーカーの製品を利用したい。

考えられるその他の候補:エルゴトロンHX

将来的に荷重範囲19.1kgまでのエルゴトロンHXを購入することも検討しているが、今の使用法においてはLXで十分であると納得している。ちなみにこの製品はVESA規格200*200にも対応しているのがポイント。テレビの脚を併用しないならば、エルゴトロン HXの耐荷重は必要になる。

このコラムの筆者
ZINEえぬたな

"古典は常に新しい"をモットーとして、相続されるべき普遍的な「価値」を次世代へ継承。

個人で編集するZINEをブログ上で運営。「えぬたな」は一つ一つの記事を読み切りとして編集。自らの写真と文章で、ヒトの思いを伝え、世の中の良いモノ、残すべきコトを紹介。

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