あまりにもサーモスの調乳用ボトルが使い勝手が良いので、大容量の象印SF-CC20-XAを導入することにした。洗いやすいシーム栓であるところも良く、手がすっぽりと入る為、スポンジでごしごしと内側を洗いやすい。大型であるけれど、取り回し易さも抜群に良く、哺乳瓶の細い口にすら注ぎやすい設計。

色々と考えられている製品であることは、使ってからすぐに分かることでもある。また工業デザインとしても非常に優れており、頑丈なつくりをしている。取っ手も持ちやすく、意外に軽く感じる程である。
公式のスペックとして、凄まじい性能。保冷効力(6時間後/7℃以下)、保温効力(24時間/56℃、6時間/80℃以上)とされている。実際に使ってみた使用感としても、そんなうたい文句通りに長い時間、温度をキープできる逸品でもある。だからサーモスの調乳用ステンレスボトルよりも長い時間お湯のまま保つことが出来る。

ミルクを作るときには、浄水器の水を湧かす。そしていずれのステンレスボトルにもお湯を注いでおいて、冷えたほうは割水として使っている。そうすると安全であろう水を使ってミルクを作ることが出来る。このシステムにしてから、更に時間が短縮されている様である。
子供たちも大きくなってきて、ミルクを飲む量も増えた。双子であるから500mlの調乳用ステンレスボトルのお湯だけでは2回分も無いことになる。だからこそ、この大容量の象印魔法瓶の水筒が大活躍する。TUFFシリーズを名乗るだけあって、質実剛健のプロダクトデザインがカッコ良い。
この道具は、ただの水筒というよりも、日常のインフラのような存在に感じられる。
日本の魔法瓶メーカーの技術力の高さは、使ってみて初めて実感するものだろう。とりわけ魔法瓶の老舗である 象印マホービンの製品は、過剰な装飾や派手さはない。しかし、長く使うほどに「よく考えられている」と感じる部分が増えていく。構造はシンプルで壊れにくく、手入れもしやすい。家庭の道具としては、むしろそれこそが最も重要な美徳なのだろう。
もちろん調乳用としては、サーモスのボトルも非常に優秀だ。軽くて扱いやすく、育児の現場では間違いなく便利な存在。しかし、ミルクの量が増えたり、夜間の回数が多かったりすると、容量という物理的な壁に突き当たる。そこを大容量の魔法瓶が補完してくれることで、調乳という作業はぐっと効率化される。
育児というものは、愛情だけでは回らないところがある。実際には「いかに生活を合理化するか」という、小さな工夫の積み重ねが肝要だ。お湯を沸かす回数を減らすこと、深夜にキッチンへ行く時間を短縮すること、そして安全な水で素早くミルクを作れること。そうした些細な改善が、毎日の負担を確実に軽くしてくれる。
だからこの大容量の魔法瓶は、単なるキッチン用品ではなく、育児を支える静かな相棒のようなものだ。
双子のミルク作りという、なかなか忙しい日常のなかで、こうした堅牢で信頼できる道具が一つあるだけでも、生活のリズムは驚くほど整う。工業製品というものは、ときにこうして、人の暮らしの裏側をそっと支えてくれるのである。
今後はアウトドアシーンや子供たちとのBBQ、遠足や旅行など多くの場面で活躍することは間違いない。そうした事も想定して、無駄にならないことから導入することにしたのだが、本当に大満足の逸品だった。
象印TUFFシリーズの使い方

注ぐときには赤いボタンを押す。そうしたら注ぎ口が開くので、ただ注ぐだけである。

注ぎ口を閉じるときには、この飛び出た部分を押すだけ。なんとも気持ちの良い操作感で、なんども使いたくなる。




























