ペリカンMPB35は、歩くロッカー。耐衝撃、防水仕様のおすすめPCリュック。

ライフスタイル

PELICANペリカンMPB35は、モバイルプロテクトバックパックという名の通り、強く惹きつけられる用途がある。通勤手段に多く自転車やバイクを用いていると心配なことがある。それは、その日その時の天候問題に他ならない。急な雨模様には手荷物のレインウェアで対応出来たとして、立ち止まってカバンにまでレインカバーを付けるという手間は少々面倒だ。特にノートPCなどの精密電子機器を持ち歩いているとすれば、一刻を争う状況で冷や汗ものである。

そんな時に信頼できる防水仕様でありながら、堅牢性の確保されたPC収納のあるバックパックがあれば、上記のような心配は取るに足らないものとなる。まさにPelican Productsペリカンプロダクツ社のMPBシリーズは、このような問題を一挙に解決してしまう夢のようなアイディアが詰まった製品である。多くの現場においてPCや資料など比較的大物の収納から、ペンケースやメモリやカメラなど細々こまごまとした小物を収納できるバッグの存在は、大きな助けともなり頼もしい。

信頼のペリカン、軽やかな安心。

信頼の防水、耐衝撃。軽量、大容量。

ペリカンプロダクツ社は、1975年にアメリカ・カルフォルニア州にてデイビット・パーカー氏によってガレージで設立された企業である。その製品は設立当初より生涯に渡る使用を想定して企画、製造されているという。特に信頼性の高さから軍や警察、消防などで採用される同社のプロテクトケースはとても有名である。そのペリカンケースは、防塵・防水・耐衝撃など極めて高水準の品質が評価され、長きに渡って使用者からの圧倒的信頼を勝ち得てきた。

何処へでも、何処までも。

これまで市場に出回るどんな製品より素晴らしいものを作らんと志し、実際に世に送り出してきたペリカン。爆破や漂流、灼熱や極寒の環境にすら耐性を持つプロテクトケース。ペリカンという名前はまさに、その信頼の証とも言える。現在では世界最大シェアの保護ケースメーカーとして君臨。製造拠点はアメリカをはじめドイツやイギリス、オーストラリアといった先進各国の6箇所に設けられている。ただしMPB35は、ベトナム製であった点は付け加えておきたい。

さてペリカンMPB35は、そんな信頼ある同社から発売された軽量な防水モバイルプロテクトバックパックである。MPBシリーズのコンセプトとしては、”新たな冒険や日常のために生まれた“というもの。普段使いとタウンユースを意識した佇まいが嬉しい。それにも関わらず、同社伝統の防水や耐衝撃などといった信頼ある機能を併せ持つ。その素晴らしさを考えるとき、喜びでしかない。

新たな冒険、アウトドアでも活躍。

MPB35の重量は、約1.1kgと比較的軽量である。とはいえ、一般的な内容量35リットルのバックパックと比べてみてもあまり大差はない。ただし同社から発売されていたU100などというバックパックが、内容量16リットルに対して重量3.65kgであるから、それと比べると圧倒的に軽量に抑えた製品であることが伺える。勿論コンセプトが異なる製品であるから一概に比べることは出来ないのだけれど。

MPB35は、さながら歩くロッカー。

さながら、歩くロッカー。MPB35。

容量35リットルの収納力。それはロッカー収納の中身をすべて持ち運べてしまう程。PCやタブレット、着替え、資料や書籍、社員証や名刺、筆記用具、弁当や歯磨きセットなど一日に必要とする物を完全に掌握することが出来るのである。この大きな収納と整理整頓のし易さは、ノマドワークにとっても心強い味方となってくれる。何時いつでも何処どこでも簡易オフィスを開けるような感覚を得られる。しかも大事な内容物を森羅万象から確実に守ってくれるのだから、その利便性は余りある。

さらにセキュリティーについても意匠が施されており、ノートPC収納やメディアポケットにはファスナロック機構が搭載されている。これにより耐久性の高いYKK製の止水ジッパーと相まって、風雨だけでなく盗難に対する抑止にまで配慮が行き届いた製品。また強度と弾力のある成型EVAパッドが背面の衝撃から守り、傷つき防止素材とクッションによっても内容物をしっかりと保護してくれる。まさにペリカンMPB35は、収納性と堅牢性が備わった”歩くロッカー”なのである。

ファスナロックは、操作感も良い。

ペリカンプロダクツが40年以上のプレミアムプロテクションケースの経験を活かし、新たな冒険や日常のために生まれた軽量・防水モバイルプロテクトバックパック。耐水性と耐久性のあるDWRコーティング1000DナイロンとEVAインパクトゾーンによるアウターシェルによりどんな行き先のどんな厳しい環境からでも大事な荷物とモバイルギアを守ります。

amazon:メーカーより

更にこの製品には、実際に一目見た瞬間から惚れ込む要素がある。その作りこみの良さやバックパックとしてのクオリティの高さが伺える存在感。上質な生地感は手触りも良く、それが防水素材であることを忘れさせてくれる。備わった収納性の良さは勿論、各ポケットへのアクセスのし易さ、その大きさや気室の分け方などに関しても素晴らしく良好である。更には、頑強さもピカいち。

佇まいに惚れ込む、そんなプロダクト。

これまでカリマーやミレー、モンベルなどのアウトドア系バックパックにも多く触れてきたが、そうしたメーカーの製品群と比べてみても、それら以上に完成度が高い逸品であるといえる。ハードケースなどで高水準の製品を生み出してきたペリカン。バックパックまでもが極めて素晴らしい製品に仕上がっており、そのノウハウを何処で手に入れたのかと感嘆したくもなる。そうした部分でも、ユーザー本位の市場調査マーケティングや研究を積み重ねた製品であることが伺えるものである。

タウンユースにも活躍する機能美。

機能美に優れており見た目にも良く、タウンユースにもよく馴染む。そうした点から見ても所有、使用に対する満足度は、ともに非常に高い製品だ。夜間帯の視認性も比較的よく、EVAパッド素材が用いられた部分は見えやすい。

ロゴ部分、ワンポイントのお洒落。

またPELICANのロゴ部分には反射素材が用いられており、使用者の安全性にも配慮されているのもポイント。背負った際のカジュアルでお洒落な佇まいは、街中でも格好良く背負うことが出来る。

リュックベルト部分の蛍光素材ロゴ。

それでいて荷物の運搬能力は抜群。15インチのノートPCも収納スペースに難なく入るのは勿論、背部はいぶやリュックベルト、底部や上部に入ったEVAパッドにより内容物を保護。極めて固く平面な形をしたPCを背負っていても、背中や肩に対する疲労感までも少ない作りとなっている。使用感としては、内容物5kg強程度なら難なく軽々と持ち運ぶことが出来る。

35リットルという容量は、一般的なデイバッグと比べると一回り以上大きく大容量のバックパックである。これほどになれば一泊二日、いやそれ以上の出張や旅行などでも十二分に通用する。それにも関わらず、見た目には然程さほどに大きすぎる事も無い。しかも荷物を詰めた際には、PC収納には独立したファスナが存在しアクセス良好。また数多くのポケットによって分別することが可能になっている。こうした点も、利便性を更に圧倒的に高めてくれている。

ペリカンMPB35で、広がる世界。使い方と特徴。

ペリカンプロダクツ社製のMPBシリーズは、Mobile Protect Backpackモバイルプロテクトバックパックの略からネーミングされている。そして、いくつかの容量と色柄が存在。中でもMPB35は、内容量35リットルという大容量が魅力。チェストベルトなどが付いており、よりバックパックとしての機能性が充実しているモデルだ。程度の問題はあるとはいえど、大は小を兼ねるとはよく言ったものである。重量も大した差は無い為、このシリーズにおいてはMPB35という選択肢は、より有力なものとなり得る。

ペリカン社の製品説明において、バイク搭乗者がバックパックを背負った写真が使用されている。実際のところ、自転車やバイクなどでモバイル端末といった精密機器を運ぶ必要に迫られる場合には、最高にマッチした製品である。軽量であるばかりか、その堅牢さには脱帽せざるを得ない。防水性能を確保しながら、耐衝撃性能も実用的な水準で確保されたバッグ。大変に魅力的な製品なのである。

底部と上部には、EVAインパクトゾーンが配置されており、衝撃に対する備えも抜群。また非常に型崩れしにくく、自立させることも可能になっている。その為、床などに置かざるを得ない場面でも邪魔になりにくい。止水ファスナーとファスナーロックシステムも物の良さを感じさせてくれる。特にロックを解除する際もスムーズに行うことが出来る為、操作するだけで気持ちが良い。

何かと便利なクイックアクセスポケット。

バックパックの一番外側には、縦に開くポケット収納がある。このポケットも何かと便利である。肌寒い時の上着、急な雨対策のレインウェアや折り畳み傘、夜用のヘッドランプや蛍光たすきなど素早く取り出す必要のあるものを入れておきたい。かなりの広さが確保されている為、そうした衣類などかさ張るものでも放り込むことが出来る。

上部の持ち手部分も頑強。

35リットルという大容量バックパック。重い荷物を収納した際でも安心、丈夫な持ち手部分。縫製も頑強で丁寧。そうした製品の作りの良さそのものが、使う者、所有する者を魅了する。これもまた工業製品や大量生産品でありながらも、設計者、作り手の思いを感じられるような粋な製品である。

収納性抜群、携帯電話/サングラスポケット。

この最上部のポケットには、名前の通りサングラスやスマホは勿論収納できるのであるが、むしろそれ以上の収納力がある。その利便性の良さから、使用頻度の高い小物を収納したい。

広さは文庫本であれば縦にも横にも収納できるサイズ。更に文庫本を3冊重ねて収納してもまだ余裕がある程。クッション性も高い為、コンパクトカメラなどの精密機器を入れても良し。

アクセス良好、ラップトップ/タブレットポケット。

背面に位置するポケットには、ノートPCとタブレットを同時に収納できるスペース。この場所にもファスナが独立して存在している為、メイン気室を開けずにPCだけを取り出すことが可能になっている。この利便性は非常に高く、外出先でバッグを開けるときに中の物が散乱する恐れもない。

背面には衝撃を吸収するEVAパッドが全面に施されており、背負い心地も良好である。またPC収納を使っていても使っていなくとも、折り曲げたくない大切な資料などを入れるポケットとしても機能してくれる。素晴らしく使い勝手の良いシステムなのだ。

メイン収納は大容量。整理整頓も可能。

メイン収納部の大容量さは、なんでも入るといっても良いほど広い。パンフレットや図鑑、写真集などA4よりも大きいサイズの図書物も難なく収納可能。その大容量の気室は心強い。しかも大事な書類や図書は特に濡らしたくないものである。そこでもバッグのもつ防水性能が頼りになる。

A4サイズは何のその、図鑑などB4サイズも何のその。

その大きな開口部、分厚いバインダーなども一口に飲み込んでしまう。更に特筆すべきは、小物ポケットなどが充実しており、整理整頓がし易い点であろう。用途に応じて収納スペースを考えてみると使い勝手の良い、素晴らしく完全なる自分だけのロッカーが出来上がる。

もっともそれ以上にバッグインバッグなどを挿入し、更なる利便性を求めてみるのも良い。普段の必需品を詰め込むのも良いが、時々の出張や休日の小旅行などでも活躍するほどの容量を誇る。活動の幅という意味でも、より世界が広がっていくバックパックである。確実に折り目などを付けずに収納したい資料などは、PC収納スペースに入れるという手も良し。

身体によりフィットさせる調整部分。

ベルトの位置や長さなどを調整することで、より身体に密着させて重心に近づけたり、逆にゆったりとさせてみたり、好みに合わせた調整が可能になっている。特にショルダー部分やチェスト部分の調整が行えることは非常に好ましい。より各人に合わせた使い心地を追求することが出来る。そうした細やかな部分にまで配慮が行き届いたバックパックなのである。

アウトドアブランドのバックパックでも、チェスト部分は縫い付けられているものも多い。そんなチェストベルトの位置までも調整できるのは嬉しい。その際には、フックを別の穴に差し込むだけという簡単仕様。三段階で調整が可能である。

レビュー:PCバッグとして、全幅の信頼。完璧なる仕事道具。

全幅の信頼がおける、ペリカンMPB35。

MPB35は全体の感想としても、素晴らしく使い勝手の良いバックパックである。リュックメーカーとしても十分に認知されるべき高いクオリティを保持しており、作りの良さには感嘆するほかない。世の中に最も使い勝手に優れた製品を送り出そうという心意気をまざまざと見せつけられているようだ。

何時も、何時までも。

特にタウンユースに自転車やバイクで、PCをはじめとして大切なガジェットを運ぶ必要性に迫られる。しかも資料や書籍、着替えや羽織りなども入れられる収納性が欲しい。そんなシーンがあるとすれば、普段の仕事道具として、出張のお供としても最高の選択肢となり得る。時に防水仕様のPCバッグでありながら、時にそれを収納しない時でもバックパックとして実用に叶う。そうした用途に合致したときの全幅の信頼感は、圧倒的なものがある。

ペリカンMPB35の特に優れた点

この製品は、それまで役割と容量に応じて必要だった二つ以上のバッグを、たった一つに纏めてしまう事の出来る実力がある。PCバッグとしての頑強さ、防水性。道具を全てまとめて運ぶ運搬力、収納性。その信頼感は絶大で、使っていて満足な快いバッグなのである。

しかもそれらを両立すれば往々にして超弩級の重量が考えられそうである。しかし実際には、バッグそのものだけで約1kg程度という軽量さ。この点は本当に素晴らしい。まさに行動範囲、世界が広がるバックパックなのである。大は小を兼ねるという諺通りにペリカンMPB35は、シリーズの中でも最も優れた逸品なのではないかと思える。

ペリカンMPB35の苦手とする点

利便性の高さは圧倒的に素晴らしい。ただ一点だけ弱みを挙げるとすれば、メイン気室のファスナーが開けづらく閉めづらい時がある点が挙げられる。上部から側部に掛けての曲線部でファスナー操作にコツが必要なのである。

操作時に曲線部に合わせた力の入れ方が必要で、その点をクリアしてしまえば特段問題にならない。寧ろその素晴らしい性能の妥当性に焦点が当てられるべきである。また使っていれば自然と扱い易くなってくる。

コラム:身の回りにこそ、素晴らしきものを。

普段からタフに使いこなし、使用頻度が高い。そんなものこそ、使っているだけで快くなるような品でありたいものである。それは仕事道具であれ、遊び道具であれ、日用品であれ同様の事。そうした品々に研究を凝らし、そうして身の回りを心豊かにする。それは単純な値段の高さを意味しない。作り手と使い手の双方の心意気が宿るような、自らに相応しい最高の品々。

そうして何年もかけて、気に入った品々と向き合っていく生活は面白い。きっと人と同じように、物も噛めば噛むほどに味わい深くなる。昆布のように噛みしめて付き合っていきたいものである。気に入った品と長い年月付き合っていくとすれば、そのコストパフォーマンスは非常に高いものとなる。きっと誰しもが短期的な費用コストとして注目してしまいがちであるが、長期的には投資インベストメントと成り得る部分に違いないのである。

身近にあるものが、モチベーションを向上させてくれ、使った時の馴染み感に喜びを感じ、作業や行動の質が高まる。意匠に目を凝らし、更に新たな発見が芽生える。これもまた金銭的に置き換えられない価値であって、生涯に渡るパートナーを探すようなもの。其々それぞれにとって最良なる掛け替えのない存在が、誰しもきっとあるに違いないのだから。

ペリカンMPB35を用いていると、明らかに生活の質が向上する。一つのバッグであるにも関わらず、多用途に活躍してくれる実力を備える。かたわらに置けば機能美に溢れ、目にも健やかである。個人的には完璧にマッチングした製品。そんな風に良き出会いに恵まれると次なる世界が拓けていく。時に研究を重ね、時に出会いを大切に、自らにとって最高の品々を身の回りに置く。

このコラムの筆者
ZINEえぬたな

"古典は常に新しい"をモットーとして、相続されるべき普遍的な「価値」を次世代へ継承。

個人で編集するZINEをブログ上で運営。「えぬたな」は一つ一つの記事を読み切りとして編集。自らの写真と文章で、ヒトの思いを伝え、世の中の良いモノ、残すべきコトを紹介。

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