リーバイス公式サイトで購入できる福袋、2022年版の第一弾は三種類が用意されていた。Aタイプは4万円相当のボトムス3点とアクセサリー1点で税抜き1万円。Bタイプは6万円相当のMADE IN JAPANのボトムス3点が税抜き2万円。Cタイプは8万円相当のLEVI’S® VINTAGE CLOTHINGのボトムス3点が税抜き2万6000円というものである。
2021年の12月28日には第一弾売り切れ。コスパの良さもあって、毎年狙っている人も多い人気商品のようである。2022年の1月1日には、好評につき第二弾の福袋4タイプが発売されていて、中々に人気の高い商品であることが窺えるところ。
リーバイス福袋2022の第一弾Cタイプ、LVCボトムス3点の中身ネタバレ。
8万円相当が入っているとされているLVCの福袋であるが、定価2万7500円のLEVI’S® VINTAGE CLOTHING – 1920’S BALLOONS LVC BALLOONS RINSE、定価3万800円のLEVI’S® VINTAGE CLOTHING – 1954モデル 501®JEANS TIME TUNNEL、定価3万800円のLEVI’S® VINTAGE CLOTHING – 1947モデル 501® JEANS THE RUNAWAYの3点が入っていた。これらの定価合計で8万9100円という結果となった。
ただしリーバイスの年末セール品と言うこともあり、同時期に単品購入した場合30%オフでそれぞれ1万9250円、2万1560円、2万1560円と言うこととなり、合計6万2370円相当と言うこととなる。LVCのボトムス商品が3点入っていることを踏まえると中々にお得感のある福袋である。ちなみにサイズは30、32、34インチからそれぞれ選ぶことが可能で、2021秋冬シーズンのLVC商品が入っていると言うことであったから、予想しやすいのも嬉しいところであった。また時代を経てもなお古びれることの無い名品501が2本も入っていた。
クラシカルでありながら決して古びれることの無い、501が2本も入っている嬉しさ。年齢を問わず、誰にでも似合うデザイン。福袋を入門とするのも吉。何年も着る事が出来て、味わい深い自分だけの経年変化を楽しむことが出来るという衣服。業績もV字回復を果たした新社長もファストファッションとは対極にある衣類であることを公言していたが、確かに長年に渡り愛用する事を前提として購入することが出来る製品であることは間違いない。
ファッションアイテムとしては、優れて使いやすく、そして過ごしやすい。何にでも似合うカジュアルアイテムとして重宝するところである。それに何年でも履いていたい代物で、経年変化も楽しんでいきたいところ。それよりも頑丈で、ずっと履き続けていけるということを考えれば、そのコストパフォーマンスは圧倒的に良好である。
1920’S BALLOONS LVC BALLOONS RINSE
その名の通り、ワイドなバルーンフィットが特徴です。2×1ライトウェイトデニムを使用し、1920s Balloon Jeansを復刻。フラットなロングウォッシュを施して本格的なルックと風合いを実現。
https://www.levi.jp/men/pants/jeans/1920s%20balloons%20lvc%20balloons%20rinse/945030004.html#start=10
1954モデル 501®JEANS TIME TUNNEL
1954モデル 501®JEANS TIME TUNNELは501ながら、ジップフライが採用された1954モデル。501がより都会志向なデザインへと変化。ストレートレッグながら、若干のテーパード仕様。後述の1947モデルよりも細身のデザインとなっている。501であって501ではない。そんな面白さのあるモデル。ボタンフライが生み出す履いている時の余裕さや型崩れしにくい感じも良いが、ジッパーフライの当たり前さも捨て置けない。勿論、セルビッチデニムで赤耳。一本あると嬉しいものが福袋に。
「501® Z」として発売されたLevi’s® Vintage Clothing 1954 501® Jeansは、Levi’s®の市場拡大を意図して生まれたアイテムです。当時Levi’s®はアメリカ西海岸で絶大な人気を博していましたが、東海岸地域に住む大部分の人にとっては、ボタンフライのデニムワークパンツはなじみの薄いものでした。
そこで東海岸の人々にもアメリカンクラシックであるLevi’s®に親しんでもらえるように、オリジナルの501® Shrink-to-Fit™ジーンズをベースに、ボタンフライからジッパーフライに変更し、「501® Z」と命名。アイコニックなシルエット、リベット、耐久性と柔軟性を兼ね備えたデニムなど、長年のファンから愛されるディテールはそのまま残しました。その工夫が実り、全米中のリテーラーが、501®とジッパーバージョンの501® Zの両方を販売しはじめたのです。
今シーズンLevi’s®はクラシックなセルビッジデニムで、501®のストーリーと数十年間の進化を物語った501® Zを再現。熟練の技術を備えた日本のデニム生地を使用し、1950年代のLevi’s®セルビッジデニムを忠実に再現しました。
https://www.levi.jp/men/pants/jeans/1954モデル%20501%20jeans%20at%20point%20blank/501540100.html#start=12
1947モデル 501® JEANS THE RUNAWAY
1947モデル 501® JEANS THE RUNAWAYは501だけにストレートレッグでありながら、現代的で都会的な太腿からのスリムなライン。501としての無骨さを残しながら、漸進的な改良が加えられた逸品。履き心地は勿論抜群であるし、見た目も良い。勿論、セルビッチデニムが使用されており、裾を折り返した時の赤耳が嬉しい。ボタンフライであることも伝統的な501らしさを感じるところである。福袋に差別化されたラインが入っているのも嬉しい。
第二次世界大戦が終わり、アメリカが激動の時代を迎えた1947年。501®ジーンズも大きく変化しました。配給制度が終わり、物資の入手が可能になり、ウォッチポケットリベットなどおなじみの501®のディテールが戻ってきました。同時に、変わりゆく時代と中産階級の台頭を受けて、よりモダンでスリムなフィットとなり、シンチやサスペンダーボタンなどのディテールを削ぎ落としたデザインに進化しました。
戦時中にはペンキで描いていたバックポケットのアーキュエットがステッチとなり、明らかな変化が見られました。ダブルニードル方式の新技術により、おなじみの二重アーチのステッチを均一なサイズとデザインで大量生産できるようになったため、作業員の縫製技術の差によるばらつきがなくなりました。
この1947年モデルは当時と同じ12オンスの赤耳のセルビッジデニムを使用し、フィット、リベット付きウォッチポケット、バックポケットの隠しリベットによる補強、BIG Eの赤タブなどのディテールをすべて再現しています。
https://www.levi.jp/men/pants/jeans/1947モデル%20501%20jeans%20the%20runaway/475010212.html