SQと同時発生的な円高。調整下落は保持or利確のどちら?

株式/新NISAブログ

SQ日以降、米国半導体を牽引してきたエヌビディア株価が大きく下落。また日銀におけるマイナス金利政策の解除の動き、そしてFRBの金利引き下げの思惑が交錯などして円高傾向にも振れた。1ドル151円から、数日間で一挙に1ドル147円まで円高になった事により、急速に自動車などの輸出産業を先頭に日経全体が下落。

日経平均4万円以上あった株価は3日間で3万8500円ほどまで約1500円の下落を見せた。単なる調整であるにしても、最近買った株は軒並み急下降し、含み益はどんどん削られていく。全体のポートフォリオを見渡せば、1か月間で約20%程度あった含み益は、一挙に3分の1までガシガシと削られていく。

単なる調整であるとの認識ではあれど、最近買ったいくつかの比較的大型の株式は含み損にまで陥ってしまっていた。これは堪らず、含み益があるうちにと全銘柄を一旦利確。

堪らず利確した次の日には、いくつかの銘柄は急激にその値を回復し、急騰。一挙に株価を戻してしまった。

時には、ゴリラの握力。

やはり中長期的なトレンドが上昇局面を維持している場合には、調整の不穏な空気を感じた時に利確するか、下げ始めすぐに利確するか、持ち続けておく。この3パターンが有益であるように思える。数日間の調整でガシガシと削られすぎるあまりに手放してしまうと、単に含み益が削られるだけでなく、リバウンド局面の恩恵を逃してしまうことを実感として学んだのであった。

このコラムの筆者
ZINEえぬたな

株式投資の経験を赤裸々に綴った「新NISAにゃん株式ブログ」を更新中。休日は自然や古い町並みを歩き、スナップや風景写真を撮ってます。

株初心者として新NISAで日本株式を中心に熱中。民藝や郷土玩具、縁起物も好きで、オリジナル張り子招き猫・NISAにゃんを作って株ライフ生活の成功を祈願。

その他に"古典は常に新しい"をモットーとして、決して流行に左右されない厳選したあらゆるジャンルにおける定番名品を徹底解説するレビューもしてます。

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