Patagonia/パタゴニア名品レビュー。バギーズショーツとロングどっちが好み?サイズ感とコーデ比較。

Patagonia

Patagoniaパタゴニア社の製品群には愛好者も多い。その製品は高品質で修理などにも快く対応してくれる企業精神も嬉しいところではある。長く用いることを考えれば、コスパも良い。パタゴニアといえば、冬場においてフリース系統のレトロXなどは大定番の逸品として、その名声を欲しいままにしている。長らく支持され続けているギアである事から、拘りのある多くの愛好者を見かける。

そんなパタゴニアにおいて、双璧として並び立つような夏場の大定番とも言えるのがバギーズという短パン。30年以上に及ぶロングセラーである事が、その信頼の大きさを物語る。股下の長さに応じて、バギーズショーツバギーズロングが存在しているが、どちらかといえば知名度の方はバギーズショーツに軍配が上がるようだ。バギーズなら水陸両用の薄手で撥水性や速乾性も高く、耐久性までもある生地。パタゴニア特有の落ち着いた配色、何とも言えない絶妙な塩梅の色彩が嬉しい至極の逸品。

バギーズショーツとバギーズロングおすすめポイント。

バギーズロング、海パン的場面。

パタゴニアバギーズショーツは多くの人々から長年に渡り支持されており、1982年の誕生以来、同社の製品としては夏の大定番として君臨する。この製品はリサイクルナイロン100%で高耐久撥水加工が施され、上記で示した通りの水陸両用であるだけでなく、家着や寝巻としても最良の選択と成り得る。ストレス感の少ない衣服で在りながら、そのままの恰好で外出できる。快適、万能、冒険、その活躍の幅は留まることを知らない。

パタゴニアバギーズショーツSとロングS。

バギーズショーツの公称の重さは204g、バギーズロングは230g。共に厚さ4.5オンスの生地感。スペックの類似品としては、競合他社ではノースフェイス社のバーサタイルショーツという製品も存在していたりする。しかしながら、その仕様の異なりはそれぞれ差別化された存在のように思われる。パタゴニアにおいては、アウトドアやアクティブなシーンに適した大定番のショーツラインでもある。

耐久性も高く、あらゆる行動に最適。

バギーズは特に耐久性も高く、長く愛用する事が出来る。使いようによっては、下着すら不要であるという利点。天気に関係なく、あらゆる行動にマッチングするボトムスである。頑丈で履き心地も良く、ハイキングなどにおいては足さばきを一切邪魔しない。動き易くサラッとした着こなしが快い。用いれば用いる程に、その良さを実感できる。

歩くという行為を最適化する。

アクティブな行動を実現するショーツ、動き易さや機能性については文句なし。そこに伴ったタウンユースでのスタイリング。快適な行動とおしゃれさが絶妙にマッチする。パタゴニア製品にとって、夏場の定番となっていることには納得感しかない。何より、専門性が高くスペシャルなショーツというより、必要最小限で必要なところに必要な分だけの機能性が備わっている。だからこそ好いのである。

軽量、撥水、速乾。股下5インチと7インチ違い。

バギーズショーツ、もっとアウトドアに。

バギーズショーツの使用感はそのままに、丈感だけに変更が加えられたバギーズロング。バギーズショーツの股下5インチ、膝上丈な着用感は絶妙である。しかし、もっとタウンユースで公共交通機関などで移動する際など、多少太ももが露わになる事に躊躇いを感じるならば、バギーズロングという選択肢は有難い。

あらゆる活動の快適性。

そうした意味においては、股下7インチは座った際などには安心感がある。アウトドアではバギーズショーツ。タウンユースではバギーズロング。そうした使い分けも一興。いずれにしてもカッコ良く上品に着こなすことが出来るという意味においては、大人も楽しめる短パン。カジュアルに、スポーツに、アウトドアに。あらゆるシーンで楽しみたい。

カジュアル、サーフパンツっぽいバギーズロング。

水に濡れても直ぐに乾き、そして軽量で動き易いというのは、バギーズが齎す恩恵。水場に赴く際にも移動からアクティビティまで着替え要らずというのも凄い。この服を購入すれば、水着を別途揃える必要も無い。様々なシーンで長く用いられることを鑑みれば、そのコストパフォーマンスの高さは秀逸。

ラフな格好と相性が良い、バギーズ。

バギーズショーツバギーズロングの場合も、膝よりも上に収まる丈感である事が動き易さに直結しており、その短パン然とした着こなしが嬉しいところである。着心地が良く、活動しやすい短パン。休日に界隈を散歩するというのには、優れて丁度良い。かといって、もっと自然派なアウトドアシーンにおいても実用性に優れ、軽量で撥水性と速乾性に優れたナイロン生地は、使い勝手も抜群。

シーンを選ばない、多機能型ショーツ。

たとえ夕立のような突然の雨にも臆することなく、いつ何時もストレスフリーに着ていられる安心感も選択の味方をしてくれているように感じる。バギーズショーツは股下5インチ/13センチ、バギーズロングは股下7インチ/18センチとなっている。表記サイズはウエストと股上の大きさのみを左右し、そのサイズによって股下の長さには差異がない。この実に絶妙な塩梅の丈感が大変に心地よいのである。

動き易く、ラフな生活に。

家着感覚で履き倒し、いつ何時の来客や急な外出の際にも飛び出していける。そんな風にパリッとした生地感がありつつもラフに着こなせるというのは、実に嬉しいところ。短パンというと少しばかり歳を重ねると遠慮しがちになったりもする。しかし、そんなときにでも比較的上品に誰もが履きこなすことが出来る製品であるように思える。大人が選ぶ短パンとしては、有力な選択肢となるに違いない。

もっと軽やかに、もっと歩きたくなる。

時代に左右されないクラシカルなボックスシルエット。色合いも良く、パリッとした生地感。パタゴニア製品の中でも多くの支持を集め、夏の定番としても定着している製品であることが頷けるところである。ウルトラライトハイキング用途や街歩き、はたまた海や川での水着用途。様々な場面を想定する事が出来るバギーズは、多機能型ショーツと公式にも謳われている。

どこまででもバギーズショーツで。

春から夏にかけて、汗ばむ季節にサラッとして軽やかな生地感は実に心地よい。足元に風が通り抜けていけば、清々しい感覚を得られる。しかも足さばきの良さは、短パンならではの利点でもある。バギーズは山歩きにおいても実用的な選択肢。このような短パンを山歩きにも活用するにあたって、タイツと組み合わせるのも好い。

冒険とバギーズロング。

あらゆる人生と冒険と共にバギーズが存在してきた。まさにそんなことを思わせる履き心地と使い勝手の良さなのである。バギーズを履いて、何処へだって赴きたくなる。高い水準で纏まった至高の快適性は部屋着として、アウトドアウェアとして、人生を彩るあらゆる可能性を秘めている。

定番バギーズショーツとバギーズロング選び方。

大人も憂いなしの短パン。

バギーズショーツもバギーズロングも軽量性や速乾性、動きやすさや通気性などを求める人々にとっていずれの製品も満足に足る選択肢となり得る。比較的似通った製品である為、どちらを購入すれば良いか悩むところではあるが、各々に応じたアクティビティや環境、その好みに応じて丈の長さを選択したいところ。

動き易さとスタイリングの両立。

特にバギーズショーツは、股下5インチという膝上の短めな丈感につき、より足捌きが楽で動きやすさと通気性に特化したギア。そうであるからハイクやトレイルランニングは勿論、ランニングやスポーツ、サーフィンやSAP、ビーチなどの暑い環境下での使用に適している。脚部のより自由な動きが求められるアクティビティにおいて、その快適性を追及するならば、バギーズショーツという選択肢は最良のものとなる。

手に入れる。自由な動きと清々しさ。

ただし、キャンプやハイク、トレッキング、ボルダリングなどにおいて、多少脚部の保護が必要な場面もある。多少なりとも保護性と快適性を両立し、日差しや低木などからの擦れや虫刺されなどに留意しながらも、より快適な動きを求める。このような場合においては、股下7インチのバギーズロングが有力な選択肢となる。

自由な足さばき、バギーズ。

自由な動きと清々しさが魅力でもあるバギーズショーツとロング。ただし昆虫や日焼け、草や低木から保護するというところからは無防備である事も否めない。ある程度の足捌きを維持しながら、このような点を鑑みるとレギンスと組み合わせる方法も考えられる。このようなスポーティなレイヤードスタイルは、合理的な選択ともなり得る。

足さばきの軽やかさ、至高。

兎に角、夏場には風が通り肌がひんやりとして快適なバギーズ。動き易さや丈夫さなどもあり、兎に角使いやすい。長さに関しては、丈感の好みに依るところが大きい。しかしいずれにせよ、その選択に間違いは無い。バギーズショーツもバギーズロングも、ただただ素晴らしいウェア。

ドローコード付属、ポケットが深く安心感も。

活動着として、最適なバギーズショーツ

活動量の多い場面やスマホなどをサイドポケットに収納しているような場面では、ウエストゴムだけではズボンがずり下がってしまう。このような場面でもドローコードを絞れば、そうした憂いが無くなり、活動に集中できるようになる。家着で用いる際には、ゴムのみで過ごす。アウトドアでは、ドローコードを絞る。その時々に応じた快適性も自由自在なのも好い。

ポケットも深く、落としにくい。

ハイキングのように上下動、ふとももの動きも大きい場面においても、ポケットに収納した内容物が非常に落ちにくい。結構な深さがある為、貴重品などを入れた際でも安心感がある。また右のサイドポケット内にはキーループが装備されており、鍵などをくくり付けておくことが出来る。耐久性も高く、シンプルでよく考え抜かれた奥深い製品。着れば着るほどに愛着が増していく。

活動性に優れた定番短パン。

短パンにあってシンプルなれど極めて洗練されたギア。それがバギーズショーツであるようだ。そんな定番アイテムもバギーズロングと呼ばれる兄弟製品によって、的確にニーズを満たしてくれるように思える。いずれにせよ、もっと地球を歩き、沢山の人生経験を得たくなる。この素晴らしきアイテムは、そんな風に思わせてくれる良質なギアなのである。

バギーズロング、カジュアルな着こなし。

バギーズショーツは、ハイカーにとっても利便性が高い。アクティビティでの運用にも最適な逸品。バギーズロングも同様にスポーティであるけれど、よりカジュアルなシーンでも用いる事が出来る。膝を曲げるような屈伸運動や座位姿勢であっても、丁度良い丈感が維持される。頑丈なラフさは決して気負うことも無く、軽やかにあちらこちらへ赴き、そして歩き回ることが出来る秀逸なギアである。

旅に一枚。アウトドア、タウンユース、そして寝巻き。カメレオン。

旅に一枚。バギーズショーツ。

アウトドア、街歩き、そして寝巻きとしても快適なアイテムであるから、旅行に一枚持って行くだけで素晴らしい活躍が期待できるウェア。水着にさえもなってしまうのだから、ただその使い勝手の良さには脱帽する他ない。軽量で薄手であることから、バッグやワードローブにおいて嵩張らずに場所を取ることも無い。一着あるだけで幸福になれる。まさにそれがバギーズショーツである。

寝巻きから、アウトドアまで。

天候にも左右されず、素晴らしく機能的。荷物を減らしたい場合には最高の選択肢となる。もしも長ズボンが必要であったとしても、バギーズならば全く収納や運搬に影響を及ぼさない。何も考えず、旅には一枚持っておくと良い。

Patagoniaバギーズショーツとバギーズロングのサイズ感を比べる。

バギーズショーツとバギーズロングの正面。

パタゴニアバギーズショーツ及びバギーズロングは、共に定番。膝上丈の股下5インチ仕様バギーズショーツと膝丈の股下7インチ仕様バギーズロング。履きやすさは共に優れているが、どちらかと言えばアクティブな印象なのがショーツで、タウンユースな印象なのがロングであるように思える。基本的な仕様はそのままに、好みに応じた着用感の長さで選べるというのは嬉しいところ。

バギーズショーツとバギーズロングの背面。

仕様は丈の長さだけの違い。正面には前開きのフライ部分は存在せず、サイドポケットが両側に取り付けられている。このポケットの深さは裾までの深さがあり、屈伸や座位の姿勢においても収納物が外に出にくい。またポケット内部はメッシュ素材が用いられており、通気性が確保されている。またサイズ感も同等に造られていて分かり易い。

バギーズショーツで冒険へ。
製品名バギーズショーツバギーズロング
表記サイズウエスト/股上/股下ウエスト/股上/股下
XS33cm/29cm/13cm33cm/29cm/18cm
S36cm/29cm/13cm36cm/29cm/18cm
M39cm/30cm/13cm39cm/30cm/18cm
L43cm/32cm/13cm43cm/32cm/18cm
XL47cm/34cm/13cm47cm/34cm/18cm
XXL51cm/35cm/13cm51cm/35cm/18cm
バギーズショーツとバギーズロングのサイズ表

バギーズショーツバギーズロングのサイズ感としては、身長約170cm、体重約60kgであればサイズSで十分にリラックスして履くことが出来る。ゴムによる伸縮性もあり、また内側のドローコードでも調整が可能であることを鑑みれば、XSであっても余裕があるものと思われる。ドローコードを用いなくても、リラックスして履きこなすことが出来るバギーズショーツは至高。

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このコラムの筆者
ZINEえぬたな

株式投資の経験を赤裸々に綴った「新NISAにゃん株式ブログ」を更新中。休日は自然や古い町並みを歩き、スナップや風景写真を撮ってます。

株初心者として新NISAで日本株式を中心に熱中。民藝や郷土玩具、縁起物も好きで、オリジナル張り子招き猫・NISAにゃんを作って株ライフ生活の成功を祈願。

その他に"古典は常に新しい"をモットーとして、決して流行に左右されない厳選したあらゆるジャンルにおける定番名品を徹底解説するレビューもしてます。

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