エアマックス97で心身快適。ナイキ伝統を未来へ託す、逸品ハイテクスニーカー。

ファッション

NIKEナイキエアマックスといえば1987年の誕生以来、ハイテクスニーカーの代名詞。同社の名作、エアフォースやジョーダンと並んで、誰しもが一度は何処かで耳にしたことがある程に著名なブランド名である。1990年代に起こった空前のナイキブームは記憶に新しいが、エアマックス97は勿論の事、1997年に発売されたモデルである。

このシューズはストリートで支持され、ファッション的要素に注目されがちである。しかしハイテク部分である優れた機能性について着目すると、踏み込み時の衝撃を吸収するエアクッショニングによって、疲労感の軽減を図ることが出来る。その為、彼が備えたるゴツくておどろおどろしい見た目に反し、下肢に対する負担は少ない。軽くて優しいという紳士的ジェントリーな振る舞いをしてくれるのである。

ナイキの名作エアマックス97は、名実共にハイテクスニーカー。

エアマックス誕生から10年、渾身作。

エアマックス97においては、エアマックスバブルパックをソール全体に初めて搭載したモデル。また横から眺めると一目瞭然であるが、デザイナーのクリスチャン・トレッサー氏が日本の高速鉄道、新幹線から着想を得たという波のような流線型の再帰反射リフレクティブ素材を用いたバイピングが採用されているのが最大の特徴。サイバーマックスとさえ渾名あだなされている。ちなみにオリジナルでは銀色が多用されており、より近未来的な印象でシルバーバレットと呼ばれる。

エアマックス97、伝統と革新の融合。

他にもフィット感を高める靴紐シューレース構造、足首の可動域を狭めることの無い低めの履き口などによって、快適な履き心地を実現している。特に前述したフルレングスのビジブルAirクッショニングは、従来の技術を踏襲しながらも、ようやく可能となった革新的なもの。後続するスニーカーデザインの基礎ともなった新技術でもある。

エアマックス97で初搭載、フルレングスのビジブルAir。

同時にアッパー全体のデザインは、氏が「池に落ちる水のしずくをイメージしたんだ。Airユニットに向かって広がる放射状の水面のように。」と語るように、時を超えて飽きられることの無い普遍的な価値が目指された。それは決して特徴的アイコニックで、誰からも記憶される先鋭的デザインである事だけを意味するものではない。

ウォーキングや立ち仕事を楽にする、フルレングスのビジブルAir。

エアマックス97が、本領を発揮する。

例えば、長く続く石階段などを上り下りする場合には、どうしても膝や足裏の負担を感じ得るものであるが、エアマックス97でもって行動すると残る疲労感も殆ど無い事に驚嘆する。重い荷物を背負って歩き回っているというのに、足裏への負担は極めて軽減されている実感。それは即ちエアマックスに対する信頼を高め、確固たるものとする。

立つ、歩く、基本動作を強力補助。

歩く、立つという基本的な行為における、重力負担を軽減する。技術開発によって実現可能になったソール全体を覆うフルレングスのビジブルAirクッショニングによって、足裏への負担を劇的に軽減させてくれる。特に硬い路面を歩く、または立ち仕事などでも、その特性が爆発。エアクッションが衝撃を吸収し、更に高い反発力によって足への圧力を極めて緩和してくれるものである。それは生きるという事そのものへの恩恵でもある。

心も楽に。夜でも視認性が高い、リフレクション搭載。

エアマックス97、リフレクションによる恩恵。

しかも早朝、夕暮れ、夜間帯などでの活動において、再帰反射材レフレクションが全体を包み込むように配置されている事から生まれ出る、素晴らしき恩恵について語られない訳には行かない。その視認性の良さによって安全性が高まり、心理的な側面からもより快適な歩行を実現してくれるものである。そうした結果として、心身共に優れて快適性が確保される靴であることを意味するものだ。

しかし、その再帰反射材リフレクションが用いられている事によって、デザインの質自体に悪影響を及ぼすのでは元も子も無いところである。エアマックス97のデザインにおける特筆すべき点として、それが寧ろ完成度を高めており、好影響を与えている部分がある。靴を照らした光を反射させた姿が、極めてカッコ良い。夜に映えるスニーカーなのである。

夜散歩においても、十二分の活躍。

歩き易く、視認性も高い。そのように考えていくと、夜のウォーキングで大活躍する事間違いなし。ある時はファッションアイテムとして、ある時はウォーキングシューズとして、そんな風に怪人十二面相のような変身を遂げる実用品だ。同時に、街灯が少なかったり、車の通りが多い場所では更に安全性を高める必要がある。上半身には3Mスコッチライトなどを携えて、星空の下を闊歩したいものである。

定番エアマックス97のコーデ。アメカジとアスレジャーな着こなし。

スポーティーで、アウトドアな着こなし。

ナイキと言えば、アメカジ。スポーティーでいてアウトドアな着こなしは、合わせやすく動き易さを兼ね備えたスタイル。決して機能性を損なわず、お洒落さもアップ。トップスはチャンピオンのリバースウェーブ、ジーンズはリーバイス511。年齢問わず、誰しもが取り入れやすいアイテムでエアマックス97を活かすというのもい。

アメカジ、実用美コーデ。

アメリカにおいて、アウトドアウェアの老舗しにせである、グラミチのNNパンツ。動き易く、チャンピオンのスウェットシャツとの相性抜群である。休日、フィルムカメラ片手に撮り歩く。メイドインUSAの帆布バッグ、ドンケを背負うと纏まった印象。質実剛健、シンプルな服装にも、このエアマックス97が映える。

色んなコーデで映える、エアマックス97。

しかしながら、そもそも奇抜で居ながらも人工的で自然的でもある流線型が用いられたデザイン。カジュアルシーンで用いるというのなら、大抵の服装に似合うスニーカーである。しかも意外なことに、単体で見るときの印象と異なって、周囲との環境にも不思議と馴染んでしまうのである。

NIKE AIR MAX 97、評判となった平成レトロな外観。

エアマックス97、アッパーとソール外観。

上部からアッパーを眺めると、再帰反射材リフレクションを搭載した筒状の飾り布バイピングが周囲を巡らせている。この場合のカラーリングでは赤色であるため、更にこの部分が際立っていて日中夜を問わずして視認性が高い。シューレース構造も柔らかく、実際に履いてみるとそれによって硬すぎず柔らかすぎず、フィット感を絶妙に高めてくれていることが伺える。

上部から見る、奇抜で惹きつけるデザイン。

このスニーカーは、鳥瞰ちょうかんする様に覗き込んだ時に見せる姿も奇抜で魅きつけられるものがある。それで在りながら、妙な違和感を生み出さない自然的な価値を備えているようだ。細かい粒子の降り積もった場所を歩く。すると自然に生み出されたはずの似通ったデザインに出くわす。エアマックス97も、風を感じさせるものであったのだ。しかしどちらかと言えば、横顔の造形が優れて際立った横顔美人だと言える。

エアマックス97の側面と後面。

横から見る波形デザインは、奇抜ながら惹き付けられる。それに意図せぬところで、風も表現されているように感じる。またソール全体を透明のエアクッションが取り囲み、履いた時の柔らかなクッショニングを予感させる。ヒールタグにはairmaxの文字が際立ち、側面にはナイキのロゴが輝いている。雑多で在りながら、纏まっている印象。後世までも記憶に残る名作だ。

NIKEエアマックス97のサイズ感、普段よりワンサイズ以上UP。

野生動物の足跡とエアマックス97

エアマックス97のサイズ感は、エアマックス95と比べると多少緩やかだが同サイズ。普段の2Eスニーカーやジャングルモック2.0においては、26.5cmで丁度良く履いている。しかし、ナイキのエアマックス95と97については、オニツカタイガーのタイガーアリーと同うように1cmUPさせた27.5cmで丁度良い。そうしたことから鑑みて、普段と比べてワンサイズ以上大きめに購入するほうが無難である。

エアマックス97は27.5cm、普段26.5cm。

ナイキのエアマックスは、アシックスやオニツカタイガーと同じように比較的小さめの作りの様である。更にサイズ感としては、これらと非常に似通っている。そういう意味においては、歴史的なナイキとアシックスの因縁を感じ得るところである。大は小を兼ねると謂われるように、サイズが多少大きい程度の場合には、紐靴ならばそれを引き締めたり、またはインソールや厚めの靴下で調整すると特に問題は無くなるもの。

インソールは取り外し可能。サイズ調整にも使えるインソール。

エアマックス97は、インソール取り外し可。

エアマックス97は、インソール取り外し可能。その為、掃除や洗う場合にでも利便性は高い。より乾燥させたい場合やインソールだけを交換したい場合にも便利。そうしたメンテナンス性にも優れている点は、好印象。別途インソールを変更する事によって、サイズ感の調整も行うことが出来る。また使い慣れたインソールを挿入しても好し。

最適化された、エアマックス97で歩く。

ニューバランスのインソールは、高い評判を得た逸品。エアマックス97には、RCP130を挿入している。このインソールは軽量性とクッション性が優れているのは勿論、激しい動きにも対応するような防滑性によってグリップ力を増す。その履き心地に対する恩恵は凄まじい。ちなみにこのインソールは、アーティストの三浦大知氏もパフォーマンス時に使用している事で知られている。

エアマックス97に別途、RCP130を挿入。

エアマックス97の27.5cmには、サイズLを少しだけ切って挿入している。切り出しの場合にでも、型紙が同封されているためにそれに沿って切り出しを行うのみ。

レビュー:履き心地抜群、ハイテクスニーカーの王道。

レトロでクラシカルなスニーカーも捨てがたいが、ナイキにおけるエアマックスのようなハイテクなスニーカーも同様の事。ファッション性だけに注目すると、食わず嫌いのような勿体無さも感じ得る。エアマックス97の機能性は抜群で、履き心地は病みつきになる程に良い。靴にも個性が備わっていて、その特徴は千差万別。

ハイテクなスニーカーで、歩く。

恰好に合わせてスニーカーをコーディネートするのも楽しいが、道具ギアとしての存在であると考えれば、TPOも考慮しながら用途に応じて使い分けが出来る。エアマックス97の嬉しいところは、運動競技アスレチック余暇レジャーを組み合わせたアスレジャーなスタイルにも十分使える。この場合、ちょっとした運動を機能性高く、お洒落にも妥協せず取り組むことも出来るのは嬉しいところである。

実用面で考えると、ある程度オフロードとオンロード共に使用できるものであるが、ソールのパターンを鑑みてもオンロードでの使用であると、特に優れて滑りにくく活動しやすい。

エアマックス97の特に優れたところ

靴というギアで、行為を楽しむ。

時代を先取りした優れたデザインは、先鋭的で奇抜なもの。ただしそれにも関わらず、同時に周囲の環境と意外と調和、親和性も保持している。更に外面的な特徴だけでなく、履き心地が兎角とかく秀逸である。特別なシューレース構造が柔らかくフィット感を高め、履き口が低く設定されている事で広い可動域を実現。勿論、全面的に施されたビジブルエアーの高い反発力と緩衝力によって、疲労感も軽減されている。

それによって多少のランニング、日々のウォーキング、立ち仕事などにも対応できる適応力の高さは魅力。このようにより広い用途や場面で履く事が出来る優れたスニーカーなのである。それにリフレクションが搭載されている事によって、時間帯や天候に左右される事無く、使用者をより安全な歩行に導いてくれるのだから益々頼もしい。

エアマックス97の苦手とするポイント

エアマックスの苦手とするところとして、挙げられるのはソール部分における加水分解のし易さである。他のどのようなスニーカーにおいても、この現象を完全に防ぐことは出来ず、メンテナンスや保管方法によって多少遅らせる事のみが可能な事柄。空気中に含まれる湿気を含んだ水分によって、ソールの脱落などが発生する。その為、寿命として5年程度を考える必要があるのだという。

だからと言って寿命を伸ばそうと余り履かないというのでは、靴としての役割を全うする事も出来ず本末転倒だというもの。しかも長らく使用しないというのは、余計に寿命を縮めてしまうという事実もある。であるならタイムリミットを寧ろ加水分解が起こるまで、新しい内から適切ながらヘビーデューティにガシガシと用いるべきである製品プロダクトである。

しかも靴は通常、日常的に用いるならばソールのすり減りなどによって経年変化するものである。使わずして買い換えるというよりも、しっかりと使い込む事で靴として寿命を全うさせてあげたいところである。

NIKE airmax 97の主な仕様

品番CW5584-100
品名ナイキ エアマックス 97
使用用途カジュアルシューズ
生産国ベトナム
素材甲部分:合成皮革、天然皮革、合成繊維
底部分:ゴム底

コラム:よりよく生きる、小さな心がけ。

過去、ランニング中に十字路を横断していて、右折車にはねられたことがある。当たった瞬間から走馬灯のように色々な事が頭をよぎった。とはいえ、そこまで自動車のスピードが出ていなかったこともあって数メートルほど飛ばされた程度で済み、それ以降も何ら後遺症という後遺症にも苛まれる事は無かった。

しかしそれからは、明らかに交通に対する認識が変わるものである。横断歩道を渡るときは、たとえ横断歩道が青だったとしても、車が完全に止まるのを確認してから横断。恐怖心に駆られるという状況に陥ったのである。そんな恐怖心も時を経て多少和らぐ事とはいえ、その経験があったからこそ以後も交通事故に対して、細心の注意を払うというのは当然の帰結というもの。

さて事故当時の状況はといえば、日没してすぐという状況であった。そして私は蛍光襷を掛けていた訳で、何ら事故に対して注意を払っていなかった訳ではなかったのだ。そこで重要なことに夜間の歩行などでは必ず懐中電灯、ヘッドランプなどを携帯するようになった。

つまり夜間においては光を受けてそれを跳ね返す、というのみならず自ら光を発しなければならない。という風に考えたのである。そうすれば相手の光が当たるまでもなく、その存在を発見することが可能になる。それは衝突事故を回避するために「更にリスクを軽減するものである。」と思えたからである。そうした観点から鑑みるに、歩行者はいざ知らず、街中で時折みられる自転車などでの無灯火は非常に危険であることは言及するまでもない。

面白い事に、こうした事実は”あいさつ”にも通じるものがあると考える。それは挨拶をして返す。という行為のみならず、挨拶を自らする。という行為によって、「人間関係における衝突事故のリスクを減らせる。」というように思えたからである。挨拶を自らする事によってその存在を周囲に示すという事になる。

更にそれが返ってくるならば、相手の存在を確認することになる。またその反応によって体調や気分などを推し量ることが出来る。その挨拶の仕方や、相手の顔色などによって、今日の具合を確認することが出来る。相手が自分に対してどのような受け入れ態勢があるかというのが分かる一つの指標ともなり得る。

そして地域コミュニティで考えたとしても、あいさつという行為によって犯罪率が低下する事が知られている。他者からその存在を確認される事が成されていれば、その理性に働きかけることが出来るという訳である。これは地域における衝突事故の回避ともいえないであろうか。

つまり、”夜間の無灯火”や”挨拶をしない”という行為は、あらゆるタイプの”衝突事故”を引き起こしてしまうのである。だからまずは蛍光帯を携帯し、挨拶を返す。そして更には、ランプを携帯し、挨拶をする。という事によって、更に更に衝突事故のリスクを減らすことが出来るのである。このような些細な発見を胸に、日常生活を歩んでいきたいと考えているところなのである。エアマックス97なら夜間に出歩く際にも視認性が高い。よってその安心感は偉大。

このコラムの筆者
ZINEえぬたな

"古典は常に新しい"をモットーとして、相続されるべき普遍的な「価値」を次世代へ継承。

個人で編集するZINEをブログ上で運営。「えぬたな」は一つ一つの記事を読み切りとして編集。自らの写真と文章で、ヒトの思いを伝え、世の中の良いモノ、残すべきコトを紹介。

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