軽量、速乾な化繊。チャンピオンのブラックエディションとは。モードストリートなスウェット、Tシャツ。

ファッション

1919年創業のチャンピオン。100年を超える老舗となったアスレチック、スポーツウェアブランドであるが、そんな米国を代表するとも言えるアパレル企業が2020年新たに立ち上げたラインがブラックエディションである。その名の通り、モードを土台にして、黒を基調としながら現代的なデザイン、カッティングを取り入れてコンテンポラリーなファッションを志向している。

更にポリエステルやポリウレタンなどの化学繊維を用いて開発された機能性素材によって、軽量性、通気性、伸縮性、防風性、撥水性、速乾性など現代のアスレチックなシーンで求めらえるニーズに応じた製品となっている。チャンピオンといえば、スウェットシャツやTシャツであるT1011は特に有名であるが、それら天然素材の肌触りの優しさと気持ちの良さとは異なるベクトルの快適性を手に入れることが出来る。

チャンピオンの新境地、ブラックエディションと化繊。

チャンピオン、ブラックエディションTシャツ。

実際にブラックエディションTシャツの通気性は抜群で、上記のTシャツの場合においてはポリエステルが100%使用されている。近年アクティブなシーンで主流となっている化繊が用いられていることで、素材の特性に応じて速乾性などに優れている事から多量の発汗時でも安心感がある。例えば春夏のハイキングなどで使用しても、特に問題になることはない。しかも首元が詰まったデザインをしている事から、上品なスタイルでコーディネートする事もできる。大人ストリートな着こなしといった遊び方も容易にできる。

Gジャンと合わせて、インナーにブラックエディション。

それにも関わらずデザイン性にも優れており、著しく使い勝手の良いアイテムである。ストリートともミニマルともモードとも言えるブラックエディションならではの優れたデザインは特筆するに値する。勿論、インナーとしてもその機能性によって快適な日常を手にすることができる。着心地は最適であるし、汗ばむ季節も無問題である。またこのアイテムは春夏にも重宝するが、軽量性に優れたアイテムであるから、秋冬に重宝するスウェットシャツやパーカーなどにとっても嬉しい。

ブラックエディションのモックネックスウェットシャツ。

肉厚なる生地感のスウェットシャツであっても、ブラックエディションならば非常に軽量性に優れている。チャンピオンのUSAコットンが100%用いられた上質なる赤タグと比較するならば、その身軽さは中々のもの。勿論、天然素材である綿に備わった肌触りの優しさなどは格別なる存在価値があるが、化繊にはまたそれ相応の利点が備わっており、どちらも捨て置けない。

軽量性に優れた、ブラックエディション。

化繊特有の優れた機能性とキングオブスウェットとさえ謳われるチャンピオンのスウェットシャツの融合。ブラックエディションは、ある意味で夢の共演とさえ捉えることができる。このスウェットシャツもポリエステルとレーヨン、それから若干のポリウレタンという仕様。公式にも「まるで空気をまとったかのような軽い着心地」と記されるWrap-Airという素材が用いられている。伸縮性にも優れており、その軽さと相まって抜群の動きやすさが確保されている。

化繊100%のブラックエディション

ちなみにポリエステル生地の欠点とされているのは、色落ちしやすい事と静電気を帯び易い事が挙げられる。利点としては、軽く丈夫で熱に強く、速乾性に優れている事が挙げられる。またレーヨンの欠点とされているのは、水に弱く縮み易い事とシワになり易い事が挙げられる。利点としては、光沢感と優れた肌触りが挙げられる。このようにして化繊の長短を鑑みながら着用したいところではあるが、その辺はよく考えられた衣服。素材の特性から来る欠点部分が、決して悪目立ちすることなく、むしろ利点の方が非常に大きいように見受けられる製品となっている。

寧ろチャンピオンのクラシカルなデザインのスウェットシャツは捨てがたいが、その一方で新たな提案としてのブラックエディションは差別化された現代的な立ち位置。いずれの場合も着用感に優れており、時と場合に応じて選択する楽しみもあって好い。モックネックのスウェットシャツなどといった選択肢は、これまでの定番とは異なった形状ではあるが、それにしても特段違和感のないスタイリッシュな佇まいが完成するというのも面白い。

チャンピオンのブラックエディションには機能性素材が用いられており、例えば、軽量性、通気性、伸縮性に優れたWRAP-AIRや、速乾性に優れたC-VAPOR、伸縮性に優れたC-FLEX、撥水性に優れたC-PROTECT WATER、防風性に優れたC-PROTECT WINDなどといった特徴ある素材が使われている。これらはいずれも化繊を用いる事によって得られた特性である。勿論、天然素材である綿や毛にも特性が備わっているが、この製品には現代的な素材が用いられている事によって既存製品との差別化が図られているようである。

ボックスシルエットながら、モードなデザイン。

またトップスのみならずボトムスに至るまで数多くのラインナップが取り揃えられている。同時に色調も落ち着いていて統一感がある。いずれのアイテムをセットアップで着用していても違和感のない佇まい。勿論、各々のワードローブでコーディネートするとしても組み合わせ易く、取り入れ易いアイテム群である。チャンピオンが老舗企業であることは間違いない。これまでを背負ってきた定番となった名品の数々と共に、ブラックエディションからこれからを背負うような製品群がここから誕生する日も近いのかもしれない。

ブラックエディションの素晴らしいところは、化繊でできた運動着と言われて一般的に想像できる形状をしていないところにある。つまり日常、休日、生活の中においてカジュアルシーンにも対応する運動着然としていないデザイン。肌触りもよく、素材感にしても、いわゆる典型的なスポーツウェアとは似ても似つかぬ上質さが伺える。化繊であっても、普段使いに向くオシャレさは常に着ていたくなるというものである。

ページが見つかりません
スポンサーリンク
スポンサーリンク
このコラムの筆者
ZINEえぬたな

"古典は常に新しい"をモットーとして、相続されるべき普遍的な「価値」を次世代へ継承。

個人で編集するZINEをブログ上で運営。「えぬたな」は一つ一つの記事を読み切りとして編集。自らの写真と文章で、ヒトの思いを伝え、世の中の良いモノ、残すべきコトを紹介。

ZINEえぬたなをフォローする
ウェアファッション
ZINEえぬたなをフォローする
ZINEえぬたな