MERRELLのジャングルモックは、至高のギアである。1998年の発売以来、長きに渡って市場より支持を獲得し続けており、超ロングセラーを記録する名品。歩き易さと着脱のし易さという、靴としてのあるべき姿。最高の使い勝手を提供し続けてきた。まさに同社を代表するプロダクトなのである。
名品ジャングルモックも発売から20周年を迎え、新たに開発されたのが次世代モデル「ジャングルモック2.0」である。仕様として、名高いビブラム社製のアウトソールを備える。これまでユーザーからも度々指摘されてきた、滑りやすさを克服するための施策が功を奏し、アッパーには撥水ピッグスエードレザーが採用されている。また細身のシルエットに変更され、踵部分が立ち上がった事で、更に手放し状態でも履きやすくなった。
従来のジャングルモックとは一線を画し、異なる存在として差別化。次の20年を見据えて新たに開発されたような、そんな心意気を感じる製品である。コンフォートシューズとしての王道、スリッポンとしての極致。日常生活に対し、凄まじい程の恩恵を授ける存在。

Jungle moc 2.0、圧巻の走破性。

見た目は従来と比べ、スッキリとした印象。その佇まいも非常におしゃれでカッコ良い。また上質なスエード生地は高品位で、サイドゴアブーツによく似た上品さを醸し出しながら、その履き易さは更に優れている。「オフィスからトレイルまで」と謳われた実用性を備えたジャングルモックの伝統そのままに、より見た目の良さが洗練されている。そのパフォーマンスの高さも相まって、何処へだって出掛けて行けるシューズとして、革新的製品だ。

その履き心地は次第に虜になる。ちょっとしたハイキングから街歩きまで完璧にこなしてくれる走破性能。さらに撥水加工まで施されており、小雨程度であれば何ら影響を受けることのない実用性。そして着脱のし易さが著しく優れていると来れば、常に履いて出掛けたいアイテムの一つとしてコーディネートの一軍入りは間違いない。

日用品の近所への買い物を始め、一日中歩き通すような旅行においても、ジャングルモック2.0を履いて出掛けたとすれば、常に行動の快適さを保証されている様なものである。履き心地の良さは格別に気持ちが良い、歩いていると身も心もポジティブになっていくのが解るような、そんな靴に仕上がっている。その履き心地の良さ、履きやすさを実感してしまうと、彼が目に付いた瞬間に選んでしまう自分がいる事に気が付くものである。

例えば、日常生活において、買い物袋や手提げなどを両手に携えていたとしても、何ら影響を受けることなく靴を着脱する事ができる。旅先においては、AC+という性能によって長時間の歩行による脚の疲労感も明かに軽減される。更には街歩きでありがちな、歴史伝統ある日本家屋へ上がる際などにも重宝するものである。そんな利便性は、他の存在を超越する。
快適なお洒落、ダサいと言わせない。

このジャングルモックには、ロングセラー製品なだけあって、従来より多くの愛用者が居た。靴としての機能性の素晴らしさは、彼らの支持を獲得するのに一役買った部分でもある。そもそも激しい運動、トレランや登山の後に履きたいアフタースポーツシューズとして、癒しと心地よさを提供する為にも開発された製品なのである。

ただし往々にして、お洒落と快適さは背反する概念として捉えられることも多い。つまりファッションにおいて、快適である事は即ち、ダサいと同義であると。しかしながらジャングルモック2.0は、快適なお洒落もあり得るという事を身をもって示してくれるような製品である。その秀逸なるデザインは、機能美や実用美に溢れ、洗練されている。ユーザーが使う喜びに満たされる事、間違いない。

自然の中に分け入って行く際にでも十分に安心感のあるアウトドアシューズ。アウトドアに用いるという際にも優れた靴である。脱ぎ履きがし易いという事を鑑みれば、キャンプなどでは最高の使い勝手を得られる。そうしたアウトドアに限らず、兎に角すぐれた靴で、普段から使い倒したい。

そしてこの靴は写真愛好家にとっても望ましい性能を持つ。ある時は山へ、海へ、街へ。とにかく様々な場所を駆け巡り、良き出会いを探す。そんな時に、あらゆる場所で活躍してくれる機能性の高い靴があれば、きっと撮影の幅も広がるに違いないのである。もう一歩だけ前に出たり、あるいは横に移動したり。そうして得られるチャンスを捉えることで、無尽蔵の価値が生まれる。

そんな時に靴は大切な存在。水溜り、草地、窪みなど、靴が信頼に足るものでなければ活動に制限が生まれ、その場所へ赴くこと自体を躊躇ったり、ほんの一歩を躊躇うこともある。ジャングルモック2.0を使用することで、そうした些細な垣根を取り払うことができるのである。それでもたったそれだけのことが、日常に対する革命であった。
古都旅行に最適、最高の着脱性。

更に街歩きでの撮影も同様。城下町を巡れば、武家屋敷に足を運ぶ。あるいは、鄙びた温泉街を巡れば、足湯に浸かる。そんな際に、着脱のし易さは圧倒的に武器になる。靴の着脱に時間が掛かるというだけで、その小さなロスの積み重ねが大きなロスへと繋がっていくものである。それどころか着脱行為があるというだけで、そんな有意義な時間にすら億劫になったり、避けてしまったりする。

ジャングルモック2.0は、生活の質を明らかに向上させる。何気ない日常、生活動作に対する技術革新。「大自然から都市空間を幅広くサポートする。」というメレルの姿勢は、この製品にも表れている。アウトドアからタウンユースに至るまで、外観、機能に至るまで違和感の無い靴。そしてその事実が、活動の幅を広げ、そこから生み出される可能性の幅も広げてくれるのである。
ジャングルモック 2.0、従来との違い。

ジャングルモックといえば従来、タコやイカの吸盤を思わせるようなアウトソールに個性を光らせていた。ジャングルモック2.0においては、格子状のアウトソールが印象的で独自性を輝かせている。この記憶に残るデザインは、またしても名作としての片鱗を見せる。実はこのデザインも、従来のアウトソールの磨り減りを軽減させんと開発されたもの。長く付き合っていける製品である。

インソールは、取り外すことも可能。つまり洗うことが可能であるし、交換する事も可能であるということ。土踏まずを軽くサポートしてくれる形状で、足全体で地面を捉える事が出来る。内部に仕込まれたクッション性能と相まって、柔らかで疲れにくい。

もしも古くなった場合にでも、新品に出来るのは衛生的。そして、これまでの快適性を担保できる。他にも時と場合に靴が変わっても、中敷きだけでも共通にすると、随分と使い心地にも統一感が生まれたりする。特にニューバランスの中敷きは、衝撃吸収性がありつつ反発弾性と踵のサポート力も優れる。メレルの純正品から取り換える品としても丁度良い。

このコンビネーションで得られる価値向上は無限大である。スニーカーに足を通した際、そして土を踏みしめた際、万事幸福感を得ることが出来るのである。このような履き心地の良さは、歩き回った足を癒すスリッパ的な靴としても大活躍する。特にハイキングなどで歩き回ったあと登山靴から履き替える際には、簡単に履き替える事が出来るという利点も兼ね備えている。

硬い岩場などを長時間歩き回った後に、ジャングルモック2.0へ履き替えようとするときには、その快適性に有難みを覚える程。クッション性も優れていながら、履き替えやすく、車の運転などでも快適に帰路に就くことが出来る。メレル社が謳うコンフォートシューズとしての実力は本物である。
ビブラムソール×ジャングルモック。

ビブラムソールを履いたジャングルモックのある世界は、誰もが待ち焦がれた理想郷。何事も完全であることは不可能であるが、グリップ力が強化された事実を以て、その信頼感と安心感は増すというもの。しかも撥水効果も備えているというのだから、益々アウトドアからシティまで幅広く活躍できる存在であることに間違いはない。何処へでも、何処までも、共に歩んでいくことが出来る懐刀なのである。

撥水性を備えた豚革のスエード。牛よりも繊維が細かく、柔らかで上品な仕上がりとなる。見た目にも高級感を備えている。同時に繊維の細かさによって撥水性が更に担保されているようだ。この事もまた、何処へだって連れ出したくなる要因でもある。天気を気にせず出掛けて行ける心強さは、意外にも大きなものであったりする。時折、防水スプレーで手入れするのも良い。

ところで、ゴム部分のスリットも必要最小限である事も好ましい。ある程度の遊びがある事で、この靴の真価が発揮される。ゴム特有の伸びるという経年劣化も比較的起こらずして、その利便性だけが作用している。靴としての履き心地の良さ、そして強靭さが生み出される。

更にはシンプルでスッキリとした見た目の良さにも反映され、同時に防水性を保つことが出来ているのである。森のぬかるみを闊歩する場面においてもジャングルモックなら特段に問題になることはない。コンフォートシューズとしても大活躍。ハイキングの後、疲れを癒す道具としてもあると便利なアイテムである。
手放しで着脱、優れた履き心地。

靴を手放しで着脱するという革命。もっと豊かで心地よい生活。爪先をトントンとしてみたり、踵を踏んずけて履くというような行為を一切せずして、スルッと気持ちよく履けるというスマートさは、快感を伴うものである。意外とどうでも良いと思えるような、日常に対する些細な面倒くささを解消するイノベーションの恩恵たるや凄まじい。

従来のジャングルモックにおいては、ループ紐がかかと部分に装着されており、履く際にそれを引っ張り上げてアシストする事も出来た。しかしジャングルモック2.0においては、踵部分が立ち上がったデザインへと変更されている。

実はこの踵部分、手放しでの挿入の際に靴ベラの役割をしている。必ずや誰もが手を使わずに履くことを可能としている。まさに革命的な仕様である。しかも、反り返っている事で移動の際に影響することも無く、見た目にも良い。

メレル社は、妥協を許さないモノづくりを掲げている。実際に一つ一つの仕様を鑑みれば、その言葉に重みを感じるものである。ジャングルモックはロングセラーとしての実力を持ち、多く支持を取り付けた製品。そして、人々に愛された確固たる存在価値、個性が備わっている。

ジャングルモック2.0は、それをただアップデートするに留まるものでは無かった。新たな主力製品として生み出されたものであり、そうした開発者の志をヒシヒシと感じることの出来るプロダクトなのである。それはこれまでの愛用者を決して置き去りにしない、ユーザーに対する真摯な態度とも捉えられる。
ジャングルモック2.0のサイズ感。

横幅は2Eサイズである。普段のスニーカーで考えてみると、ジャングルモック2.0でのサイズ感は、いつも通りのサイズで履いて比較的丁度良い。参考までにジャングルモック2.0の場合は26.5cmで丁度よく履いているが、ナイキやオニツカタイガーといった小さめのスニーカーは27.5cmを履いている。
USサイズ (インチ) | 日本サイズ (cm) |
---|---|
7 | 25 |
7.5 | 25.5 |
8 | 26 |
8.5 | 26.5 |
9 | 27 |
9.5 | 27.5 |
10 | 28 |
11 | 29 |
12 | 3 |
かかとが浮くパカパカ対策。

スリッポンであるから、完全完璧なサイズ感を求めるには難しい部分もある。ちょっとだけ大きなサイズ感の場合には、踵部分が浮き上がりパカパカすることも。そんなときには、厚めの靴下で対応したり、インソールで調整するのも良い。そこでニューバランスのインソールを使用すれば、インソール自体の輪郭は、ジャングルモック2.0のインソールにジャストフィットするのである。

いずれも足先に通気口が開いている。メレル純正の交換品としてもオススメ。全くといって良い程、違和感の無い形状に驚くほどである。

ニューバランスのインソールRCP150裏面には、かかと部分の補強が施されており、固定感もクッション性も高い。よってサイズ感の調整に最適。

そもそもジャングルモック2.0には、メレル社が独自に開発したAC+というミッドソールが用いられており、元来クッション性にも優れた作り。ここにニューバランスのインソールRCP150と融合が図られた折には、ウォーキング最強タッグが完成する。歩きやすさや疲れにくさが更に軽減される他、インソール全体に厚みが増し、踵部分の補強が幸いして、パカつきを抑える事ができるのである。そしてサイズ感調整だけでなく、こうすることで長所を格段に高められる。
上記のサイズ感であれば、ジャストフィット。もしもインソールが大きくとも、付属の型紙に沿って切り取れば良い。
ジャングルモックの洗い方。

ガシガシとどんな場所にでも繰り出していけるジャングルモック2.0。それでも山道などを歩くと、汚れるものである。ジャングルモックに使用されるスエード、汚れた際にも気軽にお手入れ出来れば、奇麗な状態に保つことが出来る。その工程は簡単なもの。汚れた部分をブラッシングして、タオルで拭き取るだけで十分。ほんの数分程度で洗える。
step 01. スエード用のブラシを水に浸す。

step 02. 適量のシュークリーナーをブラシに付ける。

step 03. 再度、ブラシを水に浸して、多少の水気を切る。

step 04. スエード用のブラシで汚れ箇所を擦る。

ブラッシングを終えたら、そのままタオルで優しく水気を拭き取れば良い。洗う際にはスエードより前に、アウトソールから洗い始めると泡立ちが良い。非常に汚れが強い場合には、この工程を何度か繰り返すだけ。それでも時間的にはあまりかからない。汚れが気になったら奇麗にしてあげたいものである。洗ったスニーカーと使ったブラシは風通しの良いところで、そのまま自然乾燥させれば良い。

ジェイソンマークのプレミアムシュークリーナーなら98%以上天然素材が用いられており、使用者にもスニーカーにも安心。またスニーカーのシューケア製品としても著名な会社で信頼も厚い。たとえデリケートなスエード生地でも怖くない、そんな良品。ただし靴底だけでなくスエード部分などのデリケート素材を磨く場合、付属するブラシだけでなく、豚毛ブラシなど柔らかい素材のものを別個用意する必要がある。ジェイソンマークならプレミアムシューブラシが最適。
防水スプレーで、雨でも安心。

汚れをしっかり落とした後、またはジャングルモックの撥水効果が落ちてきたように感じたら、お好みで起毛皮革用の防水スプレーを塗布するのも良い。こうする事で、耐水性のみ為らず、防汚性の向上にも一役買う。注意点としては、ムラにならぬように適度に間を開けて散布することが必要。そして、一度の厚塗りよりも、薄く数度に分けて散布するほうが適切であるという事である。

ちなみに防水スプレーを散布する際には、その場、その後で健康被害を患わないように、外で用いる事を必定とする。またマスクなどを着用し、内容物が気管内に入り込まないように徹底するほうが望ましい。換気しているからと言って、決して室内では行わない事が重要である。

これによって、ガシガシとヘビーデューティーに用いられるべきジャングルモックの雨天や悪路の走破時にも、安心感が増すものである。
レビュー:ジャングルモック2.0と着こなし。

カメラ片手に休日を過ごす。そんなときには、動きやすくて丈夫な格好が丁度良い。山でも海でも街でも、兎にも角にも気分に応じて色んなところへ繰り出してみる。ちょっと疲れたら、地元料理に舌鼓を打つ。はたまた喫茶店でコーヒーを啜ってみるのも良い。そんなときにでも、お洒落でいて馴染むコーデ。それは最強装備である。

上記の装備は、実践のために生まれてきた妥協を許さないギアたち。アウトドアは当然、それでいて街中だってお洒落に決める事が出来るのである。チャンピオンのスウェットパーカーは、運動着。リーバイスのジーンズは、作業着。ドンケのF-2は、カメラマンバッグ。メレルのジャングルモック2.0は、アフタースポーツシューズ。すべてが実用の品であるからこそ、ますます楽し気な休日を過ごすことが出来る。心も体も癒される、シンプルでお洒落な着こなしで攻める。
評判の良いジャングルモック2.0。

デザイン性の良さによって、アウトドアでもタウンユースでも活動できる素晴らしさ。そして着脱の容易さによって、行動範囲は無尽蔵に広がりゆく。一日中歩き回ったとしても、優れたクッション性によって、一切疲れ知らずというくらいに足裏を守ってくれる。とにかく万能な靴である。

最強の靴であって、最高のスリッパであって、大人のお洒落である。まさに、至極の逸品。
当初から予定を立て、靴を決める必要は無い。その日、その時、その場所で、成り行きに任せて行き先を決めれば良いのである。ジャングルモック2.0は、日常生活に対するイノベーションである。それに従来のジャングルモックは超ロングセラーを記録する息の長い製品。それと同様、もし履きつぶしたとしても、また同じものが購入できるという嬉しさもある。

実際に使ってみると、履き心地の良さや歩きやすさなどを含めて鑑みて、普段使いにおいては、幅広い用途で用いることができる。この靴以外の選択肢が考えの範疇に入る余地すら与えない完全無比のスニーカーであることが窺い知れる。ハイキングなどの用途ならば、アウトドアにおいても十分に活躍。

ただしスポーツやより本格的な登山など、もっと専門的な役割を担うシューズは別個必要とはいえど、その行き帰りでゆったりと気持ちよく疲れた足を癒してくれるコンフォートシューズとしても完璧な役割をこなす。少なからず一足は持っていても損のない逸品であると言うことが可能である。
ジャングルモック2.0の苦手なところ

ジャングルモック2.0は、土砂だろうと、海辺だろうと、岩場だろうと、走破してしまう能力を備えてしまっている。しかしながら、スエード生地が用いられている事によって、起毛部分が擦れて寝てしまうところがある。それによって汚れや傷つきが目立ちやすい。悪路を歩くと、その部分のみが気になってしまうところである。

しかしながら、実際に損傷しているわけではない。毛先の柔らかな豚毛ブラシで手入れすると、みるみる回復する。特に撥水ピッグスエードレザーが採用されているため、豚毛との相性は抜群に良い。更に皮革やスエードにも対応した洗剤で手入れ出来る為、そこまでの問題になることは無い。
MERRELL JUNGLE MOC 2.0主な仕様
製品名 | メレル ジャングルモック 2.0 |
使用用途 | カジュアル アウトドア コンフォート |
留め具の種類 | スリップオン (スリッポン) |
生産国 | ベトナム |
特徴 | 緩衝材: エアークッション搭載 靴底: ビブラムソール搭載 |
ブログ:コロンブスになれる。

どんな場所へでも歩いて行くことの叶うスニーカー。それは常に発見へと歩み続ける。歩いていると、五感が刺激され記憶も濃厚なものとなる。同時に頭脳が快活になり思考が充実する。そうして必ずや発見を伴うものである。それは、名のある冒険家たちだけが得られる特権というわけではない。
いつだって我々もコロンブスになれる。それはきっと靴を履いた瞬間、彼らが1492年にポルトガルの港町リスボンから出港したときのように、発見へと帆を上げ進むようなものである。人の一生も同様のこと、母体から産み出されたその瞬間から、常に未知なる発見へと歩みを進めているようなものである。
人生において、これまでにない発見。必ずや大なり小なり誰しもが手にするものである。そうして自らの世界に、更なる価値が加わって、新たなる世界が拓ける。まさに人生は、こうして彩られていくのである。大航海時代の発見によって、世界地図にこれまで存在していなかったはずの新大陸が書き加えられた。それは、我々の人生において常に行われている一コマに過ぎない。
疲れ知らずのスニーカーを履いて、歩いてみる。そうして一日を過ごし、その発見について回想してみる。すると思いの外、自らと対面し、これからと向き合えるものである。新たなる発見を得た、新たなる境地から、自らのこれまでとこれからを見つめ直す。それこそが、歩みから得ることの出来る大いなる示唆だったりする。
ジャングルモック2.0は、何処へでも何処までも歩いていくことの出来る素晴らしい靴である。それは大海原に出帆する冒険者のように、大いなる発見へと導かれる行為。そのように考えると、人生に資する最高のギアであるということが出来る。新たなる発見が、また人生の価値を高めるのである。
生まれてきた瞬間からこれまで、自分という地球儀に新大陸が書き加えられ続けている。新たなる発見と、その喜びに包まれ続けて。
ジャングルモック2.0、城下町を歩く。

古い町並みを歩く。商家や城郭、武家屋敷などにおいては靴を脱ぐ機会も多い。それに比較的こじんまりとした街であっても、周回するとなれば中々の距離になることもある。そんなときに歩きやすく、疲れにくい。それでいて脱ぎやすく、履きやすい。そのような靴があれば最良。ジャングルモック2.0なら、河岸段丘ならではの坂道も多い杵築のような街でも何のその。そんな使い勝手の良さは、矢鱈と重宝する。





















カメラ片手に旅をする。杵築の街では、コンパクトフィルムカメラのスナップシューターと渾名されるリコーGR1vを持って撮り歩いた。軽快なスニーカーと軽快なカメラによって、軽快な旅路が実現されたのだった。
カメラマン。おすすめスニーカー選び。
カメラマンにとってファッションも重要な要素である。周囲に対する違和感は、そのまま写真の質にも影響しかねないからである。その場に応じた佇まい、立ち振る舞い、TPOは写真撮影にとって撮れ高を左右しかねない問題なのである。
そもそもカメラを構える行為は、銃口を向けているかの如く威圧感を与える行為であると理解できる。そして、それを持ち歩いているというだけでも、十分に周囲に対する威圧なのである。であるからこそ、なるべくならばカメラという存在自体を、カメラを持ち歩いているという事自体を、悟られないような配慮が必要になる。
だからと言って、悟られなければスナップという名の下に、無許可に肖像権を無視した撮影をしても良い訳もない。兎にも角にも、撮影に際しては周囲に対する配慮は欠かせない。ファッション性と機能性を両立する製品があればこそ、違和感なく快適な撮影が可能となるのである。

この場合、靴選びも重要となる。見た目は優れてシンプルなデザイン、すっきりとしたシルエット。奇を衒った装飾が無く、奇抜すぎない洗練された美しさを保持。どんな服装にも合わせやすい大人な着こなしが似合う逸品。スエード素材が用いられており、上品に佇むことが出来るほか、スニーカーとしてのラフさと歩きやすさを兼ね備える。明らかにおしゃれな靴なのである。
しかも機能的には撥水性、グリップ力は天候にも足場にも左右されないという利点がある。同時に着脱のし易さは、町歩きで重宝する。これらを鑑みるに、写真愛好家にとっても最良の選択肢となり得るのが、このジャングルモック2.0という製品だ。
山だろうが、海だろうが、川だろうが、街だろうが、晴れだろうが、雨だろうが、そんな事はお構いなしに、軽快な歩みを進める事ができる。それでいて、周囲に対する違和感を感じさせない佇まい。おしゃれでタフな頼れるヤツ。それはまさにカメラマンにとっては、神器とさえ言える存在なのである。
